池江璃花子が準決勝で日本新、100mバタフライで1年8カ月ぶり

 女子100メートルバタフライ準決勝で日本新記録を更新し、笑顔でインタビューに答える池江璃花子=東京辰巳国際水泳場
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 「競泳・日本選手権」(3日、東京辰巳国際水泳場)

 アジア大会(8~9月、インドネシア・ジャカルタ)などの代表選考会を兼ねて行われ、女子100メートルバタフライ準決勝で、リオデジャネイロ五輪5位の池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=が56秒58の日本新記録を樹立し、決勝に進出した。自身がリオデジャネイロ五輪でつくった56秒86を0・28秒と大幅に更新した。

 最も得意とする100メートルバタフライで準決勝から快記録を出した。リオ五輪の同種目では56秒86の日本記録をマークして5位に入賞したが、昨夏の世界選手権では6位。自己ベストも約1年8カ月更新できていなかった。

 世界で戦うことを念頭に置き、「今年は100メートルバタフライで日本記録を更新して、アジア大会、パンパシフィック選手権でメダルを獲りたい」と目標を掲げていた。今大会も「世界大会を想定して予選から抜かずに泳ぐ」と宣言していた通り、速くも自己ベストを更新した。

 2020年東京五輪に向けて、世界大会で表彰台を狙うには最低でも56秒台前半が必須となる。4日に行われる決勝では、さらなる好記録が期待される。

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