5連敗中サンウルブズ、初勝利へ勝負は最初の20分 速攻で決める
「スーパーラグビー、サンウルブズ-ワラタス」(7日、秩父宮ラグビー場)
開幕5連敗中のサンウルブズは6日、秩父宮ラグビー場で行われた公式練習で最終調整した。SO流大主将(サントリー)は「今週は意識して最初の20分で勝負をつけるくらいの気持ちで入っていきたい」と初勝利へのプランを明かした。
これまでは試合開始からの20分間に、勝負の明暗が分かれていた。「前半の最初の時間帯で多くトライを取られてしまうことが、接戦で負けた時も大差で負けた時も要因になると思う。心構えもできていないまま試合に入ってしまったのが多くあると思う」と過去5戦を振り返った。
これまでとは逆に、序盤に猛攻をしかける。「練習中からファースト20分という言葉を声を出してやってきたので、そのプランも明確。それぞれのユニットで話しながら共有してクリアになっている」。先手必勝こそ、初勝利へのキーワードになる。
先週は試合が組まれず、大敗した3月24日のチーフス戦以来の一戦となる「体も調子がいいし、メンタル的にも一回ラグビーからちょっと離れたことでまた意欲も湧きましたし、チームみんなもそんな感じ。僕の中では今までで一番いい準備ができたというくらい感触がいい。あしたは自信をもって臨めます」。開始20分間の猛攻から、大きな1勝をつかみ取る。