女性市長、土俵下は「悔しい」 大相撲宝塚巡業のあいさつで
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兵庫県宝塚市で6日に開催された大相撲の巡業で、中川智子市長(70)があいさつに立ち「女性市長も人間だ。市長でありながら、女性という理由で、土俵の上でできないのは悔しく、つらい」と述べた。土俵脇の台上から約3分半、観衆に語り掛け、「変革する勇気が大事」と述べると会場から拍手が起きた。
中川市長は昨年の宝塚市の巡業でも土俵下であいさつ。女性に土俵から下りるよう要求した場内放送が問題化した京都府舞鶴市で、男性市長が土俵に上がったと知り、主催者に自身も上がりたいと要望したが、日本相撲協会側が断った。