春日野巡業部長、舞鶴市長搬送時現場にいた…ネットに画像掲載され認める
4日に京都府舞鶴市で開催された大相撲春巡業で、倒れた多々見良三市長を助けようとした女性に土俵から下りるよう促す場内放送があった問題で、現場に居合わせなかったとされた春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)が7日、巡業先の愛知県刈谷市で、救急搬送などを見守っていたなどと当初と違う説明をした。市長が倒れた後の状況について、何が起こったか把握できていなかったという趣旨の説明をしていた。
しかし、インターネットに同部長とみられる人物が会場奥で見守る画像が掲載され、自身であることを認めた。「幕内の取組を見に行く準備をした時で心配していた。市長が担架で運ばれた後は玄関まで一緒に行った」と話した。緊急事態での対応について誤解を招きかねない修正。尾車事業部長(元大関琴風)は「今日(7日)春日野部長が話したことが全てではないか」との見解を示した。