柔道、注目の阿部は準決勝敗退 小川初V、ベイカー敗れる

 世界選手権(9月・バクー)代表最終選考会を兼ねた柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は8日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、女子52キロ級で17歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は準決勝で昨年の世界選手権2位の角田夏実(了徳寺学園職)に一本負けした。角田は決勝で世界女王の志々目愛(了徳寺学園職)に延長の末、優勢勝ちして初優勝した。

 男子90キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪金メダルのベイカー茉秋(日本中央競馬会)は、決勝で長沢憲大(パーク24)に屈した。長沢は初優勝。同100キロ超級は元世界王者の直也氏を父に持つ小川雄勢(明大)が初制覇した。

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