栄氏、パワハラ行為認定で謝罪文 レスリング女子、伊調選手めぐり

 レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨選手(ALSOK)へのパワーハラスメントが認定され、日本レスリング協会の強化本部長を辞任した栄和人氏が9日、弁護士を通じて謝罪文を発表した。「不徳のいたすところと深く反省し、責任を痛感している」などと心境を記している。

 伊調選手と同選手を指導した田南部力氏ら関係者に謝罪する一方、練習場に出入りできないように圧力をかけたと指摘されたことなどはパワハラと認定されなかったため「五輪5連覇を阻止するようなパワハラ行為は認められなかったことは安堵している」とした。

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