高木美帆 団体パシュート金の菊池引退を惜しむ「不安もあって寂しい」
スピードスケート女子の高木美帆(日体大助手)が9日、都内で行われた「明治THE GREEK YOGURT」の発表会に出席した。
平昌五輪で獲得した金、銀、銅の3つのメダルを首から下げて登壇。当時を振り返り「パシュート(団体追い抜き)の金メダルは何より鮮明に覚えています」と、笑みを浮かべた。
その団体追い抜きで、ともに金メダルを獲得した菊池彩花(富士急行)が8日に現役引退を表明。高木は以前から、引退の意向を聞いていたというが「改めていなくなるのを実感して、寂しいです」と語った。
チーム最年長だった菊池が抜ける影響についても言及。「今後の日本のナショナルチームをまとめる人がいなくなる。不安もあって寂しいが、次の世代が次の時間を作っていかなければいけない」と、リーダー役としての自覚もにじませた。