不謹慎発言の掛川市長が釈明「男性の医者がいたからそう言っただけ」 大相撲地方巡業で
静岡県掛川市の大相撲巡業で不謹慎発言をしたとされる同市の松井三郎市長(71)が10日、フジテレビ系「直撃LIVE グッデイ!」のインタビューに応じ、「男性のお医者さんがいたからそう申しただけ。不本意」などと釈明した。
松井市長は9日、同巡業であいさつに立ち、「こけないように、倒れないように。万が一の時も男性のお医者さんが近くにいます」などと発言した。
4日に京都府舞鶴市の多々見良三市長が土俵上で倒れた際に、救命措置をしていた女性に土俵から下りるよう促す場内アナウンスがあったことが問題となっていた。これを意識した発言とみられるが、松井市長は「『“男性の”お医者さん』と言ったのがよくなかったようで、私の意図としては、男性のお医者さんがいたからそう申しただけのことで…」と弁明した。
「『女性差別ではないか』というようなメールをきょうたくさん頂いて、初めて『そういう風に考える人もいるのか』と気付いた。ただ(当日は)臨場感ある中で、私のしゃべったことに不快感を持たれた方はそれほどいなかったのではないか」と語った。
その上で、「ただ、これが文字になると、独り歩きして、広がってしまった。真意ではない」などと釈明した。