ボストンマラソン 川内優輝が“大逃げ” テレビ解説も「クレイジー」
「陸上・ボストンマラソン」(16日、マサチューセッツ州)
伝統のレースがスタートし、初出場の“最強市民ランナー”川内優輝(31)=埼玉県庁=が、度肝を抜いた。強い雨が降る悪コンディションの中、スタートから猛烈なスタートダッシュで飛び出し、後続を大きく引き離す“大逃げ”を敢行。テレビ解説も思わず「クレイジー」と話す果敢な走りで序盤の主導権を握った。
昨年は大迫傑(ナイキオレゴンプロジェクト)が日本勢30年ぶりの表彰台となる3位に入った。出発前には「何とか表彰台に上りたい」と、意気込んでいたが、いきなり“川内劇場”を繰り広げた。