嘉風がラグビーを猛PR W杯大分開催で今泉氏と“大分出身スクラム”
大相撲の幕内嘉風(36)=尾車=が17日、都内の尾車部屋で元ラグビー日本代表の今泉清氏(50)と“大分出身スクラム”を組み、6月9日、大分県・大銀ドームで行うラグビー日本代表VSイタリア代表戦と2019年ラグビーW杯大分開催をPRした。嘉風は開催都市特別サポーター、今泉氏は大分県ラグビー大使を務めている。
「4年に1度じゃない、一生に1度だ」などのセリフでも、大分トークでも初対面と思えぬほど息ピタリ。
嘉風は「高校ラグビーとか必ず見ている。体が大きくてもみんな走るのが速い。(バックスで)足の速い人にボールが回ると盛り上がる。1人だけ時間軸が違うみたい。スクラムもおもしろい。みどころがたくさん」とラグビー愛を強調した。
伝説のラグビードラマ「スクールウォーズ」ももちろん見た。「生まれ変わって相撲がなかったらラグビーをやりたい」と話した。
6月9日はちょうど大分で合宿を行っており、会場まで観戦に行く予定。「自分が行って盛り上がるなら。握手も余裕でします」と、盛り上げに一肌も二肌も脱ぐつもりだ。
今泉氏は相撲の立ち合いがラグビーのタックルと通じる部分があり、指導でも取り入れている。「突き上げる瞬間のスピードが非常にいい。小さい選手が大きい選手に勝てる動きが参考になる」。
力士の身体能力はラグビーをしても通用する。「千代の富士さんがサイドアタックなら世界最強。オールブラックス(ニュージーランド代表)でも止められない」と力を込めた。