柔道男子の講習にルー大柴登場 ルー語で金言「静と動をトゥギャザーして」

茶道の師範として柔道男子の講習に登場したルー大柴(右)と、阿部一二三(左)=遠州茶道宗家
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 柔道男子日本代表は18日、メンタルトレーニングの一環として遠州茶道宗家で茶道の講習を行った。講習には遠州流の師範の免状を持つ大柴宗徹ことルー大柴さんも参加。まさかの有名人登場に選手たちも戸惑った。

 お菓子やお茶を選手たちに提供する1人として、藪からスティック(棒)にルーさんが登場すると、いつもテレビで見ている姿とは別人のように静かな姿に選手たちは「あれルー大柴さんだよな」と、小声でつぶやいていた。お茶会後にはいつもの調子に戻り、「トゥギャザーしよう!」と選手たちとともに写真撮影に応じたルーさん。50歳を過ぎてから茶道に目覚めたそうで、茶道歴は14年。「変わったことを50過ぎてチャレンジしようと思って。アバウト週に4回プラクティスがあるので、3、4回はきてます」という。「ストーンの上にもスリーイヤーズというけど、作法も大変でしたけどね。ベリーディフィカルトなんで。やってるうちに興味を持つようになって」と、説明した。

 選手たちの印象を「みんなすごく好青年。今すごく柔道も盛り上がっているし、監督も井上康生さんだしね。静と動をトゥギャザーして、柔道に生かしてほしい。ゴールドメダルを獲って欲しいね」と、ルー語でエールを送っていた。

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