熱発の横綱白鵬が春巡業に再合流「病気、ケガは稽古で治せってね。その通りと思う」
大相撲の春巡業は24日、茨城県取手市で行われ、体調不良で休養していた横綱白鵬(33)=宮城野=が再合流した。9日に死去した父ジジド・ムンフバトさん(享年76)の葬儀に出席するため11日にモンゴルへ帰国。15日に再来日し、巡業には16日に戻ったが20日に高熱などのため、再び離脱した。
朝の稽古では入念に四股を踏み、汗をかいて調整。強行日程に心労が重なったのは否めず「免疫力が落ちたんだろうね。1、2日ならともかく3、4日(体調不良が)続いたからね」と語った。
まだ本調子でない中、巡業に戻って来た。「感覚というか微妙なところがある。病気、ケガは稽古で治せってね。その通りと思う。いつまでも病気で休めない」と、気丈に話した。