伊調馨、パワハラ問題進展に「今後の推移に期待」
レスリング女子の伊調馨が27日、日本協会の栄和人前強化本部長によるパワハラ問題に関連し、所属先のALSOKを通じてコメントを発表した。
この日、告発状を受理した内閣府がレスリング協会に5月末までの報告を求めることを決めたと発表。これに関連し、伊調は「本日、いわゆる『告発状』に関して、内閣府公益認定等委員会が日本レスリング協会に対して、いくつかの事項について報告を出すよう求められたとのことですが、レスリングに携わるものとして、今後の推移に期待しています」とした。
続けて「また、日本レスリング界がより魅力的になり、さらに発展していくことを信じ、私自身もそうした環境の確立に協力してまいります」と記述。周囲のサポートに「今回のことで、多くの方々から支援や励ましなどをいただきましたことに対して、心より感謝申し上げます」とメッセージを送った。
また、今後に向けても言及。「なお、私自身の選手としての活動については、現在、少しずつ身体を動かし始めておりますが、新しい練習環境のもとで身体と気持ちが整ったときに、皆様にお伝えできればと思っています」とつづった。