川内優輝「一番マラソンらしいマラソンできた」 地元でボストンマラソン祝勝会
4月のボストンマラソンを日本人としては31年ぶりに制した公務員ランナーの川内優輝(31)=埼玉県庁=が30日、地元の埼玉県久喜市で行われた祝勝会に出席した。
川内はボストンマラソンを「マラソン人生で一番マラソンらしいマラソンができた」と振り返り、「2位を走っていた時も1位のようなハイな気分で楽しかった」「ゴール後は寒くて結局医務室に行った」などとレース当時の心境やエピソードを38分間にわたって披露した。
来年4月からはプロになるが、東京五輪挑戦については「プロになって夏を過ごしてみないと分からない」と熟考して判断するという。会の最後には帰国時に成田空港に忘れて、関係者に運んでもらったという優勝カップとも対面。「カップを見て皆さんにも喜んでもらえて良かった」と笑顔だった。