相撲協会研修会に鈴木大地長官登場 「いつにも増して危機感持ってきた」

日本相撲協会の研修会の冒頭で挨拶するスポーツ庁・鈴木大地長官(左)。右は八角理事長
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 日本相撲協会は2日、東京・国技館で「協会員としてどうあるべきか」をテーマに研修会を開いた。親方、力士ら全協会員が一堂に会し、冒頭でスポーツ庁の鈴木大地長官があいさつした。

 「いつにも増して緊張感、危機感を持って参りました。スポーツの持つ価値、公益について話したい」。

 同長官は昨年秋、元横綱日馬富士の暴力事件に端を発し立行司によるセクハラ行為、元大砂嵐の無免許事故などが相次いだことを指摘。先場所中には十両だった貴公俊(貴乃花)が付け人に暴力を振るったことも合わせ「非常に残念」とした。

 研修会には一連の騒動の当事者、貴乃花親方(元横綱)を始め、同部屋の十両貴ノ岩、幕下に降下した貴公俊も参加。長官の話を聞き入っていた。

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