柔道小川がJr.宣言でおやじ超え ライバル欠場も「変わらない」
柔道男子100キロ超級で世界選手権(9月、バクー)代表に初選出された小川雄勢(21)=明大=が3日、都内で行われた男子代表合宿に参加。父・直也氏に続く親子世界王者に期待が懸かる中、「昔はおやじ(の存在)がプレッシャーだったが、今は越えなきゃいけない壁だと思っている」と気合を入れた。
男子最重量級は03年大阪大会以降、優勝から遠ざかっている。18年は8連覇中のリネール(フランス)が出場しない見込みで、小川は「彼を倒すことを目標にしていたが、世界一を目指すことは変わらない」とキッパリ。小川と原沢久喜(25)の二枚看板で臨む日本男子の井上康生監督は「若い選手にはプレッシャーになるが、最低でも金メダルを獲りたい」と、重量級再建へハッパをかけた。