桐生祥秀、社会人初戦は5位惨敗…「ビックリするぐらい失速」

 「陸上・静岡国際」(3日、エコパスタジアム)

 18年夏のアジア大会(ジャカルタ)の代表選考会を兼ねて行われ、男子200メートルでは17年100メートルで日本人初の9秒台を記録した桐生祥秀(22)=日本生命=が今季初戦に臨み、自己ベスト(20秒41)を大きく下回る21秒13(追い風0・3メートル)で5位に終わり、社会人デビュー戦はほろ苦い結果となった。女子200メートルは日本記録保持者の福島千里(29)=セイコーホールディングス=が23秒35(追い風1・1メートル)で貫禄の優勝。復活ののろしを上げた。

 良くも悪くも、ムラのある桐生らしい社会人デビュー戦となってしまった。新しい日本生命の赤いユニホーム姿で決勝では前半から攻めていったが、コーナーから一気に失速。9秒台男のまさかの完敗に、会場からは大きなため息が起こった。

 数日前からのど風邪を患い、呼吸がしづらい状態。「ビックリするぐらい失速した。声援に応えられなかった。残念」と、唇をかみしめた。9秒台を出した17年9月の日本学生対校以来の個人のレース。「レース前も集中しきれなかった。鼻歌を歌ったりしていたので」と、スイッチも入りきらなかった。

 土江コーチは「この振り幅が桐生」と苦笑い。ただ、世界と戦っていく中で安定感は必須要素だけに「いいおきゅうを据えてもらった。記録(9秒台)を出して、浮足立ったところがあったかもしれない。出直します」と、結果を受け止めた。

 次戦はダイヤモンドリーグ上海大会(12日)で、注目の100メートルの初戦を迎える。「自分の得意な距離で結果を残したい」と、桐生。今度こそ日本最速男の本領を発揮する。

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