リレー侍始動!桐生らバトンワーク健在!サニブラウンとの融合も視野
東京五輪で金メダルを狙う陸上のリレー男子短距離日本代表が6日、都内で合同練習を公開した。16年リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した山県亮太(セイコーホールディングス)、飯塚翔太(ミズノ)、桐生祥秀(日本生命)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)が集結。日本陸連は今後、“リレー侍”を積極的にレースに参戦させる方針で、実戦を積みながら連係を磨き上げていく。
リオで世界を驚かせた4人は、久々ながらさすがのバトンワークを披露。山県は「16年を思い出した」と笑顔。桐生も「刺激になった」と、充実した表情で汗をぬぐった。
20日のセイコー・ゴールデンGP大阪(長居)に出場し、7月には世界最高峰のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会にも参戦する。走る順番もさまざまなパターンを試していく予定で、土江五輪強化コーチは「失敗が大きな経験になる。いろんなことを試したい」と説明。米国を拠点とするサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)についても「どこかで機会を作りたい。来年、われわれが米国に行ってもいい」と融合を見据えた。