大相撲・鶴竜、順調な調整ぶり 出稽古、遠藤は不満げ

 大相撲夏場所(13日初日・両国国技館)で、自身初の2場所連続優勝を目指す横綱鶴竜や新小結に昇進した遠藤ら10人以上の関取が7日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古した。活気のある申し合いで鶴竜は順調な調整ぶりを示す一方、遠藤は内容に不満げだった。

 鶴竜は遠藤や十両隆の勝らと19番取った。隆の勝の力強い出足に対し、呼び込んで喫した1敗以外は、鋭い踏み込みから喉輪や出し投げなどの多彩な攻めで18勝。仕上がりについて「ほぼ大丈夫って感じ。でも稽古してマイナスにはならないから続けてやっていく」と充実感をにじませた。

 遠藤は14番取って5勝9敗。

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