卓球・張本「挫折はこれが最後に」 6大会ぶりメダル逃し悔しさにじませ…
スウェーデン・ハルムスタードで行われた卓球の世界選手権団体戦に出場した男女日本代表が8日、成田空港に帰国した。準々決勝で韓国に敗れ、6大会ぶりにメダルを逃した男子は、張本智和(14)=エリートアカデミー=が20年東京五輪に向けて、力強い誓いを立てた。
「僕が出た大会でメダルが途絶えてしまった。悔しい。これから勝ったり負けたりあると思うけど、1つの挫折として、これが東京五輪までの最後にしたい」。
韓国戦では1番手で出陣したが、フルセットの末、敗れた。「いい流れを作れなかった」と、悔やんだ。大会後の世界ランクで自己最高の10位に浮上。「目標だったので嬉しいけど、ランクがすべてじゃない。メダルを獲れなかったのが悔しい。今後、ワールドツアーでたくさん優勝して、世界ランクを上げて、東京五輪に向かっていきたい」と、力を込めた。