ショート男子の坂爪、引退発表 平昌五輪千m5位「出し切った」

 平昌冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック男子1000mで5位に入った坂爪亮介(28)が現役を引退すると、所属するタカショーが9日発表した。坂爪は「五輪は平昌が最後と決めて取り組み、全てを出し切った。次の目標を立てることができなかった」と語った。

 2大会連続出場となった平昌五輪で日本勢3大会ぶりとなる個人種目の入賞。3月の世界選手権では5000mリレーで銅メダルを獲得し「自分たちの力でもぎ取った結果でうれしかった」と振り返った。今後については未定。「つらいことも多かったが、平昌までやることができて良かった。休みながら今後を考えたい」と話した。

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