ガイチジャパン2年目が始動 世界選手権ベスト8相当が目標
バレーボールの全日本男子代表が11日、都内でシーズン開幕を前に発表記者会見と公開練習を行った。中垣内監督の体制になって2年目。昨季はアジア選手権では優勝したものの、世界の強豪が集まったグラチャンバレーでは、5戦全敗で最下位の6位に終わった。中垣内監督は「今季はアジア大会の金メダル、世界選手権のベスト8相当が目標」と、勝負のシーズンを見据えた。
今季主将を務める柳田将洋(25)は「気持ちは引き締まっている。自分がこのチームで何ができるかを考えながら、全員で戦えるチームを作っていきたい」と、意気込んだ。エースの石川祐希(22)は、イタリアでのシーズンを終えたばかりで腰とひざに不安を抱えており、25日に開幕するネーションズリーグ第1、2週の海外遠征は回避。第3週(6月8~10日)の大阪開催からの合流を目指す。「1日でも早く回復して合流したい」と、力を込めた。