白鵬、稀勢の里の分まで「暴れたい」 来場所で共闘呼び掛け「一緒に稽古するか」
「大相撲夏場所」(13日初日、両国国技館)
3場所ぶりの出場で41回目の優勝を狙う横綱白鵬(33)=宮城野=が12日、東京・両国国技館で行われた土俵祭りに出席し、7場所連続での休場が決まった横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=に7月の名古屋場所での共闘を呼び掛けた。
白鵬も休場明けということもあり、「ケガというのはなかなか目に見えないもの。横綱は休める地位ではありますけど。土俵に上がって、勝って当たり前という世界はね」と心情を共有。「来場所の場所前に一緒に稽古でもするかな」と稀勢の里が再起をかける名古屋場所前に出稽古するプランを口にした。
横綱同士としてまだ実現していない稀勢の里との一戦は、またもや持ち越されたが「(横綱として)ぼくと鶴関(鶴竜)に任せた、託されたというかね。その分、暴れたい」と気迫を見せていた。