平野歩夢スケボー大会に未エントリー 14日締め切りも関係者「ギリギリまで待つ」
スケートボードでの東京五輪挑戦が期待される冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプ2大会連続銀メダルの平野歩夢(19)=木下グループ=が、今夏のアジア大会(ジャカルタ)代表選考会を兼ねるスケートボード日本選手権パーク(20日・新潟)に現時点ではエントリーしていないことが13日、分かった。
締め切りは14日15時で、大会関係者は「出てくる可能性はかなり低いがゼロとは言えない。締め切りギリギリまで待ちます」と話した。
平野は幼少期よりスノーボードと並行してスケボーに親しんでおり、小学生時代には大会に出場したこともある。関係者は「バランス感覚がよくてかなりうまかった」と振り返る一方で、「今から東京五輪に挑戦するのはかなり大変だと思う。ケガのリスクも高い。現実味は薄いのではないか」と話した。
今季の大会出場は未定だが、平野は平昌五輪後、スケボーでの東京五輪挑戦について「ここから時間がない中で、すごくハードなトレーニングが必要。はっきり決めてない部分はある。しっかり整理して考えて、可能性があるなら」と、含みを持たせた言い方にとどめている。