平野歩夢 スケボー日本選手権に不出場 弟・海祝はエントリー
日本ローラースポーツ連盟は15日、2020年東京五輪新種目のスケートボード・パーク種目の日本選手権(20日、新潟)の出場選手を発表した。
冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプ2大会連続銀メダルの平野歩夢(19)=木下グループ=はエントリーしなかったが、同じくスノーボードとスケートボードを両立する弟の平野海祝(かいしゅう、15)が登録された。ストリート初代日本王者の池田大亮(17)=ムラサキスポーツ=も出場する。
パーク種目では初開催となるこの大会は、13日に行われたストリート種目の日本選手権に続き、今夏のアジア大会(ジャカルタ)代表選考会を兼ねる。男女各1人が代表になり、各4人が強化指定選手に選ばれる見込みだ。
現時点では、東京五輪の出場枠や代表選考方法などは決まっていない。海外で活躍するプロスケーターも含めて、五輪代表に向けた選考が本格化するのは来年以降となる見通しだが、日本代表の西川隆監督は「東京五輪には日本最高の選手を出したい」と話している。
◆2020年東京五輪のスケートボード競技 「ストリート」と「パーク」の2種目が行われる。ともに技の難易度やスピード、オリジナリティなどを総合的に評価する採点競技だが、「ストリート」は階段や縁石、斜面や手すりなどを模したコースを使用し、「パーク」はお椀型のボールや深皿型のプールなどを複雑に組み合わせたコースを使用する。