大鵬孫の納谷、9連勝も反省しきり「全然力が出なかった」

威光(右)を寄り倒しで破った納谷=両国国技館(撮影・棚橋慶太)
2枚

 「大相撲夏場所・4日目」(16日、両国国技館)

 “昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男、東序二段11枚目・納谷(18)=大嶽=が威光(玉ノ井)を寄り切って2戦2勝。全勝優勝した先場所の序ノ口からの連勝を9に伸ばした。

 立ち合い踏み込みから右上手をがっちり取った。圧力をかけて前進。粘られたが、冷静に仕留めた。

 「きょうは全然ダメでした。全然力が出ませんでした」と完勝にも反省。前に出る相撲は取れたものの「イメージとは違う。足がそんなに出なかった」と首をかしげた。

 体調面に不安はなく「普段以上にしっかり体を動かせば大丈夫」と修正は可能。「しっかり勝っていけるように」と2場所連続全勝Vを見据えた。

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