日大悪質タックル問題 後手後手対応の中、日大危機管理学部が話題に…
6日に行われたアメリカンフットボールの関学大と日大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で、関学大の先発出場したクォーターバック(QB)選手が相手守備選手から悪質なタックルを受け、負傷した問題が波紋を広げ、後手に回り続けている日大の対応が問題視される中、同大学のある学部が注目を集めている。その名も危機管理学部。
大学ホームページ(HP)のトップにも登場するこの学部は、2年前に新設。HPでは「私たちに脅威を与える『危機』は社会の多様化・グローバル化とともに増大。時代に求められている危機管理のエキスパートをいち早く養成し、社会に送り出します」と謳っている。
ただ、アメフット部の問題においては、大学の対応の遅れにより、批判が広がっており、ツイッター上では「まったく機能していない」「何のブラックジョークだ」と、同学部の存在を皮肉る声が上がっている。
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏も自身のツイッターで「日本大学のアメフト問題。これも初動危機管理が最悪」と、日大の対応を切り捨て「軌道修正しなければ、日本大学も、森友・加計学園問題のように泥沼に陥るだろう」と、森加計問題を比較に出し、更なる状況悪化もあり得ると指摘している。