青学大・原監督、日大学生への風評被害を心配「悪の集団とは絶対思って欲しくない」

 青山学院大学陸上競技部の原晋監督が17日、TBS系「ビビット」で、悪質タックル問題に揺れる日大アメリカンフットボール部、そして日大に対し、「適正に処理しないとブランド力の低下、受験者数にも影響する」と指摘する一方、日大学生への風評被害を懸念した。

 番組では、原監督を迎えて騒動が広がりを見せている日大アメフット部の悪質タックル問題について特集。競技こそ違えど、同じ大学スポーツに携わる原監督に意見を聞いた。

 未だに姿を見せない内田正人監督については「学生のプライベートな時間に起きた出来事なら、監督がわざわざ出ていくことはしなくていいかなと思うが、公式な大会で起こった実際のゲームの中で起こった事件。1週間経っても監督が前面に出てこないのはちょっと問題かなと。真実を知りたい」と感想を語った。

 さらに現状では、日大のブランドイメージにも影響が大きいと指摘。「大学ブランドにスポーツの影響力は高い」とした上で、ブランド構築には時間がかかるものの「それがマイナスに触れることも一瞬」だと指摘。「日大さんのブランドイメージがスポーツの問題、適正に処理していかないと、ブランド力低下、イコール受験者数にも影響してくるのかなと思う」と、早急に対処しなければ、長年かけて培ったイメージが壊れると心配した。

 また、「組織全体で、日大学生に風評被害いかないこと願いたい。悪の集団とは絶対思って欲しくない」と日大の学生への影響も心配。当該の学生についても「何かあって直ぐ切って、はい退部、そう言う社会はよくない。特に学生ですから色んな失敗をすべき。その失敗から学んでプラスにしていくべきだと思う」と語っていた。

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