悪質タックル問題 孤立の日大 桜美林大戦も中止で春のオープン戦残り全試合中止
6日に行われたアメリカンフットボールの関学大と日大との定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で、関学大の先発出場したクォーターバック(QB)選手が相手守備選手から悪質なタックルを受け、負傷した問題が波紋を広げる中、関東学生アメリカンフットボール連盟は18日、6月17日に予定されていた日大-桜美林大(アミノバイタルフィールド)の中止を発表した。これで騒動勃発後、日大戦の中止は7試合となり、春のオープン戦はすべて中止となった。
最初に今月20日に日大との対戦を予定していた法大、6月9日に日大戦を予定していた東大と、同10日に予定していた立教大の3校が、「安全性が担保されていない」ことを理由に、連名で関東学生連盟に日大との試合中止を求め、決定。その後も明大(5月27日)、成蹊大(6月16日)、近大(6月3日)が次々と試合中止を申し入れた。