十両貴ノ岩、悔しい勇み足で5連勝逃す
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「大相撲夏場所・6日目」(18日、両国国技館)
十両貴ノ岩(貴乃花)が悔しい勇み足で初日からの連勝が5で止まった。もろ差しで一気に出て勝負が付いたと思ったか、力をふっと抜いた。しかし照強(伊勢ケ浜)の足は出ておらず、先に右足を踏み出してしまった。
もの言いが付き、約3分の長い協議の末、軍配通り照強の勝ち。貴ノ岩は「最後の詰め、出られなかった。(決まった感触が)少しあったかもしれない。もっと厳しくいかないと。優しかったかなあ。」と苦笑いした。
執念の4勝目となった照強は「(自分の)かかとが出た感覚はなかった。かかとが出る前に(土俵外に)飛んだ。その時に(貴ノ岩の)足が出ているのが見えた」と話した。