日大・内田監督、悪質タックル指示報道に「心外」 詳細は文書で回答へ

かいけんする日大アメフト部・内田正人監督=羽田空港(撮影・棚橋慶太)
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 アメリカンフットボールの定期戦で、日大選手の悪質な反則行為によって関学大選手が負傷した問題で、日大・内田正人監督が19日、関学大の当該選手や保護者に謝罪した後、帰京し、羽田空港着で取材に応じた。

 反則の指示については「文書で誠意を持って答える」と言及を避けたが、選手や関係者から監督の指示があったとの証言が報道されていることについて、「正直言って、いろいろな憶測やSNSの拡散(に対して)、私どもも対応しきれない。僕としても心外というのが正直な気持ちです」と不快感を示した。

 内田監督は謝罪後、大阪・伊丹空港で報道陣に対応し、一連の問題の責任を取って辞任する考えを表明した。問題があった6日の試合以降、指揮官が公の場に姿を見せたのは初めてで、内田監督は「一連の問題は全て私に責任があり、監督を辞任します。私の判断の悪さ。これは本当に私の責任です。もう弁解も致しません。もうお詫びをするだけです」と話した。

 反則行為を犯した当該選手に対して指示をしたのではないかという点については「文書でお答えしようと思っています。あまりにも大きな、いろいろなネットなどに書かれているものは処理しきれない。それを精査しまして、関東学連、関西学院大学に答えようと思っています」と、プレーに関する詳細の説明を避けていた。

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