張本勲氏、日大悪質タックルに「大和民族がやることじゃない。男らしくない」
野球評論家の張本勲氏が20日、TBS系「サンデーモーニング」の人気コーナー「週刊・御意見番」に生出演し、日大アメフト部の悪質タックル問題について、持論を交えながら内田正人監督を猛烈批判した。
張本氏は「何十回も映像を見ましたが、あぜんとしましたよ」と怒り心頭。「この国、大和民族がやるようなことじゃないです。この国は裏切りとかを非常に嫌う。正義とか筋とか、義理とかを重んじる民族じゃないですか」と口をとがらせた。
詳細について口を閉ざした内田監督については「けしかけた方もやった方も悪いですよ。しかし、選手の弱みにつけこんでね、けしかけた親分が逃げ回ってどうするの?」とバッサリ。
さらに「名門の日大は、ものすごい良い選手が卒業しているんですよ。これから日大だけは避けようという人が出てくるかもしれない。学校の常務理事も辞めるでしょうね。残ったら、とかげの尻尾切りだから。特攻隊に行かせて選手が勝手にやったんだととは。行かした上司はね、大半が切腹しているんですよ、責任を取って。この民族はそういうことをしないと男らしくない」と、怒り収まらぬ様子だった。