日大選手、内田前監督から「試合出さない」 日本代表辞退も指示
大学アメリカンフットボールで、関学大との定期戦で悪質な反則タックルを仕掛けた日大の当該選手・宮川泰介(20)が22日、都内の日本記者クラブで会見を開き、悪質タックルについて内田正人前監督とコーチから指示があったことを明らかにした。
内田前監督からは試合以前から「宮川なんかはやる気があるか分からないので試合に出さない。辞めていい」と言われ、さらに日本代表も辞退するように指示されたという。
井上コーチからはお前が変わらない限り練習も試合も出さないと言われたことも明かし、4日に練習前から「日本代表にいっちゃだめだよ」と当時選抜されていた第3回アメリカンフットボール大学世界選手権の代表を辞退するようにも言われ、辞退理由については「とても確認できず、分かりました」と答えたという。
その後も実戦練習を外され続け、井上コーチから「監督に、お前がどうしたら試合に出られるかを聞いたら、相手のクオーターバックを1クリア目で潰せば出してやると言われた。クオーターバックを潰すので僕を使ってくれと自分から言いに行け」と言われたことも明かした。