悪質タックル、経緯を日大選手の弁護士が説明 謝罪は11日には内田前監督から止められる
大学アメリカンフットボールで、関学大との定期戦で悪質な反則タックルを仕掛けた日大の当該選手・宮川泰介(20)が22日、都内の日本記者クラブで会見を開き、担当弁護士が「本日の記者会見の趣旨と、開くに至った経緯」と題したプリントを配布した。経緯については以下のとおり。
【5月6日以降の経過】
▽8日 本人がグラウンドに行き、監督・コーチ、チームメイトと会う。
▽9日 オフ(自宅)
▽10日 関学大アメフット部から日大アメフット部に対する申し入れ文書。
▽11日 本人・両親が監督を訪ねる。個人として直接謝罪したい旨の話をしたが、止められる。事実について聞かれず。
▽12日 本人・コーチが関学大に謝罪に行くが、断られる。
▽13日 オフ(自宅)
▽14日 本人・父が呼び出される。19時以降、学生連盟の規律委員会からの事案聞き取り。
▽15日 代理人弁護士に相談(父)
▽16日 代理人弁護士による本人・両親からの聞き取り。大学本部から本人への呼び出しがあり、父にはOBから呼び出しがあったが断る。代理人から大学本部に連絡。翌日午前に父・代理人が本部の事情聴取に応じることにする。
▽17日 午前中、本部からの聞き取り(本人・父)。部からの事情聴取ではないことを確認。夕方の打ち合わせ時、代理人から関学大アメフット部に個人として謝罪したい旨を申し入れ。夜、翌日、父・本人が謝罪に行くことにする。
▽18日 本人、両親が被害選手とその両親、関学大アメフット部ディレクターに面会して謝罪。代理人に、大学本部から、21日に本人から聞き取りしたい旨の申し入れ、午前11時に予約。
▽19日 代理人事務所で本人の陳述書作成。
▽20日 規律委員会(規律委員会代理人弁護士事務所)のヒアリング(本人、父、代理人西畠)
▽21日 大学本部から事情聴取。部としての聞き取りでないことを確認。大学の対応が遅いこと、部として事情聞き取りの予定がないことから、記者会見を決意、午後に、会見場確保。
▽22日 本記者会見。