羽生結弦 新ルールでも問題なし「勝負の世界にいる以上トップになりたい」

魂のこもった演技を披露する羽生結弦羽生結弦=千葉・幕張イベントホール(撮影・開出牧)
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 フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジーオンアイス」の幕張公演が25日、幕張イベントホールで開幕し、14年ソチ、18年平昌五輪2連覇の羽生結弦(23)=ANA=が出演した。

 オープニングで華麗なトリプルアクセルを成功。公の場では2月25日の平昌五輪エキシビション以来89日ぶりとなるジャンプを跳んだ。

 公演後の取材では、現状について明かした。五輪後は右足首の治療とリハビリに取り組み、4月のアイスショーでは演技を披露したものの、ステップとスピンだけだった。「ジャンプはまだ制限してやっています。アクセルとトーループとサルコーをリハビリとして練習させてもらってる。高難度のものはまだ目処が立っていない」と、それぞれ3回転まで跳んでいることを明かした。まだ右足首に負担の大きいルッツ、フリップは跳んでおらず、ループも1回転までとした。

 6月に決まる新ルールでは、GOE(出来栄え点)がこれまでの7段階(マイナス3~プラス3)から、11段階(マイナス5~プラス5)、4回転ジャンプは1種類1回という変更が予定されている。「実際決まっているわけではないので、明確なコメントはできない」としつつ「勝負の世界にいる以上、トップになりたい。どんなルールでも適応して、勝てる自信をつけていきたい」と、力を込めた。

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