バド日本女子が37年ぶりV! 山口が先陣切りアウェーで圧巻プレー
「女子バドミントン・国・地域別対抗戦・ユーバー杯・決勝」(26日、バンコク)
団体世界一を決める大会の決勝(3戦先勝方式)が行われ、第1シードの日本が初優勝を狙った地元タイを3-0で下し、1981年大会以来37年ぶり6度目の優勝を果たした。第1試合のシングルスで山口茜(再春館製薬所)が13年世界選手権覇者のラチャノック・インタノンにストレート勝ち。続くダブルスで世界ランク2位の福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)、シングルスで17年の世界女王の奥原希望(日本ユニシス)がそろって2-0で勝った。
地元タイとの決勝でアウェーの雰囲気をはね返して1ゲームも落とさずに圧勝。先陣を切った山口は「(大会)序盤からいいパフォーマンスができていなかった。少しは返せたかな」とはにかんだ。続く福島、広田組も勝ち、奥原も危なげなく試合を進めた。圧倒的な内容と選手層の厚さで、日本は世界一にふさわしい実力を示した。