バド日本男子は準優勝 桃田が全勝で手応え「成長できたんじゃないか」

 「バドミントン・国・地域別対抗戦・男子トマス杯」(27日、バンコク)

 団体世界一を決める大会の決勝(3戦先勝方式)が行われ、2014年以来2大会ぶりの優勝を目指した日本は中国に1-3で敗れ、準優勝だった。シングルスでエース桃田賢斗(23)=NTT東日本=が16年リオデジャネイロ五輪金メダルのシン竜を2-0で破ったが、第2試合の井上拓斗、金子祐樹組(日本ユニシス)、第3試合の西本拳太(トナミ運輸)はともに0-2で敗れ、第4試合で急造ペアの園田啓悟(トナミ運輸)渡辺勇大(日本ユニシス)組が1-2で逆転負けした。

 五輪王者に完勝した桃田は、準決勝で昨年の世界王者を破るなど今大会6戦全勝。「(決勝も)落ち着いてプレーできた。成長できたんじゃないか」と収穫を口にした。違法賭博問題による処分でリオ五輪には出場できなかったが、その間にスタミナや筋力を地道に強化。高い技術に、厳しい試合を戦い抜く体力が加わり「戦い方の幅が広がった」と自信を膨らませる。一回り大きくなったエースが世界に強さを示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス