横審「何のために休んどんねん」 7場所休場の稀勢の里に厳しい意見

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会は28日、東京・両国国技館で定例会合を開き、夏場所を全休し、7場所連続休場となった横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=について厳しい意見が相次いだ。北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)を休場した場合、「激励」などの決議をする可能性を示唆した。

 岡本昭委員(岡安証券最高顧問)は7場所連続休場明けの場所で12勝を挙げた貴乃花と比較し「(稀勢の里に)そんな気迫あるか。何のために休んどんねん」と批判した。

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