東京五輪、学校に低額入場券 100万枚以上の販売想定
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、入場券の販売戦略を検討する有識者会議を開き、より多くの子どもに観戦機会を提供するため、学校や自治体単位で購入できる低価格の入場券を導入する方針を決めた。「学校連携観戦プログラム」として、五輪・パラリンピックを合わせて100万枚以上の販売を想定している。
入場券の総販売枚数は五輪とパラリンピックで計1千万枚程度と見込んでおり、その約10分の1に相当する。
この入場券の代金を、自治体や学校が負担するか、各家庭から徴収するかは、それぞれの自治体や学校が判断することになる見通し。