日大・内田前監督は現在も入院中「当分静養が必要」
日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、日大広報部は31日、内田正人前監督(62)が現在も入院中であることを明かした。23日夜に行われた記者会見に出席後、心労で都内の病院に入院していた。広報部によれば「当分の静養が必要」という。
内田前監督は、関東学連の規律委員会が実施した調査の結果、当該選手に反則行為を指示したことを認定され、最も重い処分で事実上の永久追放となる「除名」となった。
除名処分は、6月末までに開催予定の関東学連の社員総会での議決をもって正式決定となるが、内田氏側には弁明の機会が与えられる。また、日大側は学内で第三者委員会を設置した上で調査することを発表している。
この日、日大教職員組合が、内田氏の常務理事など学内の全役職の解任を求める要求書を大学本部に提出した。取材に応じた菊地香委員長らは、内田氏の病状について「わからない」としながらも、「あれだけ世間を騒がせたので(表に)顔を出せないのでは」と推察した。