羽生結弦が国民栄誉賞 第1号は王貞治氏 直近は羽生善治&井山裕太に授与
平昌五輪で2大会連続金メダルを獲得した男子フィギュアの羽生結弦の国民栄誉賞受賞が1日、決定した。菅義偉官房長官が記者会見で明らかにした。羽生はソチ五輪、平昌五輪で2大会連続で金メダルを獲得。これは66年ぶりの快挙だった。7月2日に授与式が行われる。
国民栄誉賞とは、1977年に政府が創設。広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える顕著な業績を残した個人が対象で、本塁打世界記録を打ち立てた王貞治選手(当時)が第1号。
その後、冒険家の植村直己氏、柔道の山下泰裕氏、横綱の千代の富士、歌手の美空ひばりさん、女優の森光子さんらが受賞。
2011年にサッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」に贈る際、団体でも受賞できるように表彰規定を変更され、それ以降はスポーツ選手の受賞が目立つ。レスリングの吉田沙保里、伊調馨、野球の長嶋茂雄氏、松井秀喜氏らも受賞。直近では将棋の羽生善治氏と囲碁の井山裕太氏に授与された。