ケンブリッジ、多田、山県が激突「ベストを尽くしたレースをしたい」
陸上の布勢スプリントは3日、鳥取市のコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場で男子100メートルなどが行われる。2日は有力選手が会見し、日本歴代2位タイ10秒00の記録を持つ山県亮太(25)=セイコーホールディングス=は「ベストを尽くしたレースをしたい」と意気込んだ。
2週間前のセイコー・ゴールデングランプリでは10秒13で2位。そこから得意のスタートも見直し「調子は上がってきている。スタートからレースを先導して中盤につなげたい」と自分のレースパターンをもくろむ。
今大会には多田修平(関学大)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)らも出場し、日本選手権(22~24日、山口)の前哨戦さながら。「アジア大会の代表枠は2つしかない。国内にはライバルが多いので負けられない思いで走っている」とスタートダッシュを決める。