野村克也氏、悪質タックル問題の指導者を断罪「人を見て法を説け。これが一番大切」

 プロ野球の南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也氏が3日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」に出演。日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題について「これはスポーツじゃないですよ。ケンカですよ」と断罪した。

 一連の問題は監督、コーチの指示で選手が悪質なタックルを行ったとされているが、野村氏は自身の監督時代を振り返り「そんな指示をしたことないですよ。1回もない」と言い切った。

 日大・内田前監督の立場を利用した力で押さえつける指導法にも「僕はどっちかという優しすぎますから。選手を説教したりぶん殴ったことは一回もない。野球なら野球で、理論的に知識の上で選手より一歩上へ行ってないと」と、語った。

 指導者としてあるべき姿にも言及。「『人を見て法を説け』っていう言葉があるじゃないですか。ある指導方法がこの人には効いても、この人には効かないってことはあるんです。これが一番大切だと思います」と、選手に合った指導で個性を伸ばす必要があることを力説した。

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