中京大守備で粘り勝ち 公式戦デビュー浦野が12得点!勝利に貢献

 「デイリー主催・西日本学生バスケットボール・男子4回戦、中京大85-70大体大」(6日、エディオンアリーナ大阪)

 男子4回戦16試合、女子3回戦16試合が行われ、シード校が登場した。男子は昨年3位の中京大が大体大を85-70で退け、44年ぶりのV奪回へ好発進した。PG浦野泰斗(1年)が大学デビュー戦で12得点と躍動した。男子の日本経大、女子の鹿屋体大など上位候補が姿を消した。7日は男子5回戦8試合、女子4回戦8試合がエディオンアリーナ大阪で行われる。

 優勝を狙うシード校の中京大が初戦できっちり勝利を収めた。序盤は主将のPG速井(4年)がチームをけん引するも、ファウルがかさんで失速。ピンチを救ったのが公式戦デビューとなったルーキー浦野だった。

 「緊張した」と苦笑いで振り返った浦野だが、監督や先輩の「思いっきりやれ」という言葉に背中を押され、果敢に攻めた。身長170センチと小柄ながら、切れ味鋭いドリブルで切り込み、相手を翻弄(ほんろう)。短いプレータイムながら12得点を奪い、勝利に大きく貢献した。

 今春から愛知・中京大に進学。地元は堺市だけに、凱旋試合に「張り切っていた」と笑顔を見せた。フィジカル面で秀でた大学生のプレーにまだ慣れない部分もあるが、勢いはピカイチだ。

 トーナメントを勝ち上がってきた関西3位の大体大を相手に、守備で粘るバスケットを貫き、つかんだ1勝。主将の速井は「優勝が目標。全員で守る戦いをしたい」と先を見据えた。

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