レスリング栄氏23日評議員会で常務理事解任へ 高田専務理事「パワハラ認定、残念」

 日本レスリング協会は8日、都内で理事会を開催し、五輪4連覇の伊調馨(ALSOK)へのパワハラが認定された栄和人前強化本部長の常務理事解任を23日の評議員会に諮ることを決定した。協会の倫理委員会は、パワハラを認定した第三者委員会の判断を受け入れ、理事会に報告した。

 理事会後に取材対応した高田裕司専務理事(64)は「パワハラが認められてしまったのは、我々としては残念。栄氏もこれから講習会などを受けてもらって頑張ってもらいたい。選手たちもバネにして20年東京五輪に向けて頑張ってもらいたい」と、話した。

 また、協会として伊調への謝罪については「所属を通じてオファーをしているが、連絡がない。出てきてもらいたいが、なかなか捕まらない。早く謝りたい」とした。

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