張本フル回転!右肩痛めるもストレート勝ち 目標は“大物食い”

 「卓球・荻村杯ジャパン・オープン」(8日、北九州市立総合体育館)

 男子シングルスで、世界ランク10位の張本智和(14)=エリートアカデミー=は1回戦で張禹珍(韓国)に4-0で勝ち、2回戦に進出した。女子シングルスは石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(日本生命)、早田ひな(日本生命)らが勝ち進んだ。混合ダブルスは昨年世界王者の吉村真晴(名古屋ダイハツ)、石川組が4強入りした。

 中学3年の張本がフル回転した。年に一度の日本でのワールドツアーで、この日は3種目で計5試合に出場。ダブルス2種目は準々決勝で敗れたが、シングルスでは17年のアジア選手権で敗れた韓国選手にストレート勝ちし「応援の勢いで勝つことができた」とホームの歓声に応えた。

 日本男子の倉嶋監督によれば、2日前の練習中に右肩を痛めたという。それでも本人は「全く問題ない。万全です」と全開宣言。2回戦に勝てば、準々決勝ではリオデジャネイロ五輪金メダルの馬龍(中国)と対戦する可能性が高いものの、張本は「馬龍選手と戦えるところまで勝ち上がりたい」と、自国での“大物食い”をモチベーションにしていた。

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