美帆、特別栄誉賞に笑顔 4年後に向け現役続行宣言「最強のスケーターに」
日本オリンピック委員会(JOC)の2017年度JOCスポーツ賞の表彰式が8日、都内で行われ、平昌五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を達成した羽生結弦(23)=ANA=と金メダルを含む3つのメダルを獲得した高木美帆(23)=日体大助手=が特別栄誉賞を受賞した。羽生は国際スケート連盟(ISU)の総会で決まった新ルールについて前向きに語った。最優秀賞は選手団主将の小平奈緒(31)=相沢病院=が受けた。
1大会で金、銀、銅の全色のメダルをコンプリートし、羽生とともに特別栄誉賞を獲得した高木美は「ソチ五輪に落選した悔しさから4年間スケートに懸けてきた時間が五輪で実を結んだ」と、笑顔で喜びを語った。すでに4年後に向けて現役続行を宣言。今後に向けて「もうひとつ上のレベルのオールラウンダーになりたい。500メートルでももっと速く。最強のスケーターになりたい」と、誓った。