JOC、パワハラ問題を注意喚起 コーチ会議で山下強化本部長
日本オリンピック委員会(JOC)は11日、東京都内で各競技団体の強化担当者を集めたコーチ会議を開き、山下泰裕選手強化本部長が冒頭のあいさつで、日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題など相次ぐ指導者からのパワーハラスメントについて触れ「極めて残念であり、あってはならない。選手が自分の夢に思いきり挑戦できる環境をつくっていかなければならない」と再発防止へ注意を促した。
今夏のジャカルタ・アジア大会で団長を務める山下強化本部長は、13年に表面化した柔道女子日本代表での暴力、パワハラ指導問題にも言及し「指導者は真剣に考えて対応していかないといけない」と指摘。