日大が内田氏解職 人事部長から本部付部長待遇に 理由は公表せず…
日大は11日、アメリカンフットボールの悪質反則問題で、内田正人前監督の保健体育事務局長兼人事部長の職を同日付で解き、本部付部長待遇としたと発表した。理由は明らかにしていない。
5月6日の関学大との定期戦で日大選手が危険なタックルで相手を負傷させ、内田氏は同19日にアメフット部監督を辞任。学内の常務理事の役職も「学内外に迷惑を掛けた」として同30日付で辞任した。ただ、学内での強力な権力基盤となっていた人事部長などの要職には就いたままだったが、これで実務上の役職はなくなった。
内田氏は反則指示を一貫して認めていないが、関東学連からは指示があったと認定され、事実上の永久追放にあたる除名処分を受けた。