IBUへの分配金打ち切り ドーピング問題でIOC

 国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシア選手のドーピング違反の隠蔽に協力し、幹部が賄賂を受け取っていた疑いが持たれている国際バイアスロン連合(IBU)への分配金を全て打ち切ると表明した。AP通信が12日に報じた。

 IBUは本部がオーストリア警察当局の家宅捜索を受け、ベッセベルグ会長が4月に辞任していた。IOCは新会長が選出され、アンチ・ドーピング対策と疑惑の調査状況を報告するまでは支払いをしない方針。IBUの会長選挙は9月に予定されている。(共同)

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